So-net無料ブログ作成
検索選択

リレーメッセージ第81回「これからの時代に求められる力を身につけていく生徒たち」 [企画]

        
今回(第81回)は
県立倉敷天城中学校/高等学校の中塚校長先生です。

**********************************************************

   これからの時代に求められる力を身につけていく生徒たち

倉敷天城中学校・倉敷天城高等学校
校長  中塚 多聞


 日ごろは本校の生徒たちを地域の中で温かく育んでいただき、大変ありがたく思っております。

 これを読んでくださっている皆様の中には、ご本人や家族の方が、本校の卒業生であったり、在校生であったりという方も多いのではないでしょうか。では、本校の教育内容をよくご存じかというと、実はそうでもないのではないかと思います。

 最近、校長が授業を参観することが以前に増して求められています。実際に授業を見ると、この10年ほどでずいぶん授業のスタイルが変化したことがよく分かります。例えば、かつての高校の英語の授業は読んで訳して終わりというものが大半でしたが、天城高校では生徒同士が英語でやりとりをする場面が多く見られます。あらゆる教科でといってよいくらい多くの教科で、ICT機器といわれるコンピューターやプロジェクター、タブレット型の機器が意見交換をしたり、活動を深めたりするための道具として日常的に使われています。マスコミの報道などでもアクティブラーニングということばを聞かれたことがよくあると思いますが、ここにあげた例はまさにそれです。活動を通じて、生徒たちは学びを深めているのです。特に、天城中学校では国の「次世代型教育推進センター」から全国8校のうちの1校として委託を受け、先進的なアクティブラーニングの事例を提供しています。

グループ活動を含む英語の授業 (1280x829).jpg
グループ活動を含む英語の授業

プロジェクターは日常的なツール(1280x960).jpg
プロジェクターは日常的なツール

アクティブラーニングによる社会科の授業 (1280x960).jpg
アクティブラーニングによる社会科の授業


 天城中・高の授業で最も特徴的なのは、理数系の教育だと思います。過去12年にわたり、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSHといいます)に指定され、さまざまな取り組みを積み重ねています。これからの時代は、課題を見つけ、それを論理的に解決し、その結果をわかりやすく表現する力が求められています。そのために、中学生も、高校生も長い時間をかけて、自分たちで見つけた課題を研究し、解決していく「課題研究」に取り組んでいます。「課題研究」への取り組みを通じて、生徒たちが成長するようすはめざましいものがあります。

 以上、時代の変化に応じた、本校の教育のごく一部をご紹介させていただきました。変わっていく実態を知っていただいたうえで、これまでと変わらず、本校に対し、ご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。

課題研究の実験 (1280x960).jpg
課題研究の実験

課題研究の発表 (1280x853).jpg
課題研究の発表

課題研究の英語によるポスター発表 (1280x960).jpg
課題研究の英語によるポスター発表

海外姉妹校の先生の授業 (1280x856).jpg
海外姉妹校の先生による授業



**********************************************************

次回(4月)は、倉敷市多津美公民館の三宅館長です。
   
【前回(2月)メッセージは、こちら。】
   
「メッセージの軌跡」は、こちら